コラム Vol.2 お腹が空いたらここ!定食屋特集!

ライターの山崎尚哉です。『中通り商店街を歩こう!』企画の第2回目です!今回は、お腹がすいたなぁ、どこか良い店ないかなぁと思った時にすっと入れて、さっと食べられる定食屋をご紹介していきたいと思います。

定食のヤシロ

20170523_column2_1.jpg

中通り商店街を高円寺駅からまっすぐ歩いていくと、「ヤシロ」と書かれた黄色い大きな看板が目立ちます。高円寺には多くの老舗定食屋があり、ヤシロはその中の一つです。メニューが豊富で、もちろん定食もありますが、壁に掛かったお品書きを見ながら、単品で好きなものを頼んでいくのがおすすめです。看板に「おふくろの味」と書いてありますが、料理を作ってくれるのはお父さんなので「親父の味」と言ったほうが正しいですね。

20170523_column2_2.jpg20170523_column2_3.jpg

今回、頂いたのはさんま定食。頼んでから5分ほどで出てきました。さすが『うまい!安い!早い!』を看板に掲げるだけあります。煮物が付いてくるのもうれしい。

20170523_column2_4.jpg好きなメニューをチョイスして、昼間からビールを飲むのもあり!!町の定食屋さんあるあるの漫画も揃っています。一人暮らしをしていると、どうしても食生活が雑になってきて、栄養が偏ってしまうけれども、この店があれば大丈夫。まさに東京のお母さんの味。若者の多い高円寺でこういう和食がいただけるのは嬉しいですよね。

20170523_column2_5.jpgマスターにこのお店は営業してから何年なのですか?と聞いてみたところ、「覚えてない。30年以上はやってるからねぇ。そういう何周年とかやったほうがいいのかもしれないけどねぇ」とあまり、何周年記念とかには興味がなさそうな感じでした(笑)。いつもそこにある安心感。通い詰めたくなるほっとする定食屋さんです。

定食のヤシロのお店の情報はこちらから »


和風食事処 赤城屋

20170523_column2_6.jpg

中通り商店街に入って、すぐ右手にある、高円寺の老舗定食屋さんの赤城屋は、一見敷居の高そうな店構えですが、一度入ってみるとその印象は覆されます。

20170523_column2_7.jpg20170523_column2_8.jpg

開店と同時に入店してみると、続々と常連客らしき人たちで、店内が埋まっていく高円寺の隠れ人気店のようです。創業は昭和60年からで、夫婦で切り盛りされています。昔ながらの日本の定食屋さんといった雰囲気で、居心地が良く、ついつい長居してしまいます。値段はとてもリーズナブル。日替わりのサービスメニューがあり、味噌汁と漬物がついて600〜800円程度、ライスは大盛り無料。食べ盛りの若者にもやさしい価格設定です。

20170523_column2_9.jpg今回いただいたアジフライ定食は、サクサクの衣にふわっとした肉厚の味が絶品!メニューは種類豊富で毎日通っても一ヶ月間は違うものが食べられるほど。単品メニューも充実しており、夜は飲み屋さんとして利用してみるのもあり!食後のコーヒーはなんと100円。セットドリンク100円はとても嬉しいサービスです。

20170523_column2_10.jpgお弁当はもちろん。ほとんどのメニューを持ち帰りできるので、会社の昼休みなどに合わせて、電話でお弁当の注文をしておくのが吉。常連になれば、開店前にお弁当とか作ってくれるかも!?中通り商店街で、何を食べようか迷ったら、商店街入り口右手の赤城屋さんに入ってみれば間違いなく満足できます!

和風食事処 赤城屋のお店の情報はこちらから »

<文:山崎尚哉 / 写真:ニキミナト>